・購入価格
¥ 2,160 (Amazon)
ドッペルギャンガーが発売したあらゆるところにあらゆるものを装着できるゴムバンド式サイクルマウント。
ロードバイクにテントのポールを固定するためにこんなのあったら便利だなと思っていたまさにそのものがTwitterのドッペルギャンガー公式アカウントで紹介されていたので一も二もなく飛びつきました。
◆外観
構造は至ってシンプルで、滑り止めの両面ゴムが付いたプラスチック台座に縦横のゴム紐をかけて固定するというもの。
台座の穴二つはボトルゲージのダボ穴にも対応しています。
パッケージ オレンジがドッペルギャンガーのブランドカラーなんでしょうか
右) 構造はこの図が全て シンプル
左) 裏側(フレームとの設置面) 上下の滑り止めのゴムは僅かに湾曲していてフレームに沿うようになっています
中) 大小2種のゴムバンドが付属。このバンドの耐久力がこのパーツの肝だと思います。
右) DEFY ADVANCED PRO 2に装着してみたところ。周長約140mmのトップチューブには小さい方のゴムバンドでギリギリいけました。
◆性能 / 使用感
長々書くより見てもらったほうが早いので、写真中心でどうぞ。
左・中)トップチューブに下向きに取り付け、輪行袋(SL-100)をとりつけたところ。このスペースを活かせるのはでかい
右)一番やりたかったテントポールの固定。 トップチューブに同製品を2つ取り付けて固定しています。バイクパッキングでのテント装備はポールをどう運ぶかがネックだったのですがこれで解消されました。
左)グローブ・ウェア ライド中、ちょっと熱くなったときや写真を取りたいときなどにペチッとテキトーに挟んでおけます。薄手のジャケットなんかもくるくるっと丸めておけばきれいに収まるはず。
右)ダウンチューブにはTOPEAKのミニモーフを取り付けてみました。チューブ径は180mm。これも砂利道でも脱落したりずれたりすること無く取り付け出来ています。
左)シートポストにこの向きでつけても落ちませんでした。ツールボトルはすこし不安ですが、ウェアや輪行袋であれば全く問題ないと思います。
ハンドルバーにつけてコンデジ(SONY RX100)を乗っけて疑似カメラマウント。流石に少し不安定ですが、ストラップ等でハンドルに巻きつけておけば景色の良いところでのワンポイントアクションカメラ程度には十分使えます。
◆総評
極めてシンプルですがアイデア次第で如何様にも活用できるとても便利なアイテムです。フレームの空いたスペースを余すこと無く活用できるので、特に積載箇所の限られるバイクパッキングスタイルなどで重宝するはず。
ゴムバンドの耐久性が不安ですが、物がただのゴムなので代替はどうとでもなりそう。シンプルであるがゆえに使用者の個性が出るパーツではないでしょうか。
これからがんがん使い倒していきたいと思います。
価格評価→★★★☆☆(構造から考えると割高)
評 価→★★★★☆(使い勝手は星5つ。あとはゴムバンドの耐久力次第。)