購入価格: ¥756 (税込)
標準価格: ¥756 (税込)
『GIANTの独自規格、D-型断面の”D-FUSE シートポスト”にも装着可能』
■ D-FUSE シートポストに装着できるか試してみた
私はfi’zi:k(フィジーク)のデザインが好きで、クロスバイクとシングルスピードには、同ブランドの「シリコンシートポストリング」を取り付けている。これは位置決めや防水、おしゃれのワンポイントとして、シートポストに取り付けるためのものだ。以前は、「CYRANO シートポスト」の付属品であったが、のちに単品で7色、2種類のサイズが販売された。現在は3色が販売されている。
私の新しいロードバイク「GIANT DEFY1 DISC」にもフィジークのサドルを選んだが、シリコンシートポストリングは「D-FUSE シートポスト」というD型断面の特殊なものであるため、取り付けを断念していた。ところが、私の2台の自転車のものを試しに取り付けてみたところ、D-FUSE シートポストにも装着できることが判明。すぐに新しい自転車のために、シリコンシートポストリングを買ってきた。
fi’zi:k シリコンシートポストリング (左、中央)
■ D-FUSE シートポストには27.2mmが適合
シリコンシートポストリングには、27.2mmと30.9〜31.6mmの2種類のサイズが存在する。D-FUSE シートポストの外周を測ったかぎりでは30.9〜31.6mmが適合しそうだが、このサイズではこのシートポストの後部に隙間ができる。
一方、27.2mmならジャストフィット。シリコンがいい具合に伸びて、D-FUSE シートポストの隙間をしっかり埋めてくれる。フィット感は丸型断面のシートポストと同様で、サドルの高さを合わせるためにシリコンシートポストリングをずらすことも可能だ。このフィット感なら他の2台の自転車と同様の防水性を期待できるだろう。もちろん、見た目にも満足している。
D-FUSE シートポストには27.2mmが適合
■ 長期の使用で劣化する
シリコンシートポストリングの劣化についても触れておきたい。クロスバイクとシングルスピードには3年前後取り付けているが、シリコンがシートポストに固着してずらしにくくなり、発色もやや悪くなってきた。固着したシリコンは、攻撃性の低いパーツクリーナーで除去すれば、一応使い続けることはできる。ただ、シリコンが張りつかないようにするには何らかの対策が必要だし、それでもダメなら時期を見て交換したほうがいいかもしれない。
張りついて一部が剥がれたシリコンシートポストリング
■ 以前のようにカラーバリエーションを増やしてほしい
今回の投稿は、D-FUSE シートピラーにフィジークのシリコンシートポストリングが装着できるという話がメインだった。私はシリコンシートポストリングとD-FUSE シートピラーの間に挿入するスペーサーを作成するつもりだったが、27.2mmがうまくフィットしてくれた。
ただ、ひとつ残念なのは、シリコンシートポストリングの色だ。本当はスカイブルーを使いたかったのに、現在は3色しか販売されていない。今後は様々な色の自転車に合わせやすいように、7色に増やして欲しい。これはメーカーや代理店に強くお願いしたい。
価格評価→★★★★★ (買う価値のあるアイテム)
評 価→★★★★☆ (星4.5個。おしゃれなアイテムだが、以前より色が減ったのが残念)