購入価格 ¥570(4個入り)
従来のインナーエンドキャップといえば、かしめて固定するため、
一度取り外すと、基本的に再利用はできませんでした。
役目を終え無残に潰れたエンドキャップというのは、何とも痛ましい姿で、瑣末な部品であっても、
あらゆるパーツに惜しみなく愛を注ぐ私にとっては、なんとも可哀想な奴だったのです。
ですから、リユースのできるこのエンドキャップが発売された時は、密かに小躍りしたものです。
あの悲哀を味わわなくて済むのですから・・・
そんな折、先日店頭で見つけたので、買って来ました。
こんなちっちゃいパーツに興奮するなんて、俺もバカになったもんだなあ、
としみじみと見入りながらレジに向かいました。
足早に帰宅後、まだ使えるのに悪い、と思いながらも元のエンドキャップを引き抜きました。
え?愛が足りないって?すみませんw
構造としては、モナカのような(2枚合わせっぽい)金属のキャップの末端にゴムリングが突っ込んであり、
このゴム部分の摩擦でワイヤーに固定されるようです。
ちょっとしたコツとしては、ちょうどネジを締め込むのと同じ要領で時計回りに回しながら押し込んでやると、
ワイヤーがほつれることもなく、楽に取り付けられます。
見た目は、ちょっとごついので、スマートなロードバイクなどには、向かないかもしれません。
今のところ銀、黒、赤、金の4色展開です。
変速のショックで振り落とされないかと心配もしましたが、問題無しです。
かしめないので、ワイヤーもほつれにくいはずです。
インナーワイヤーを心置きなく取り外せるので、ワイヤーメンテの頻度も増えそうです。
そう考えるとなかなか実用的な商品かもしれません。
価格評価→★★★☆☆(1gが570円・・・少額でも安くはない)
評 価→★★★★★(こんなしょうもない(勿論褒め言葉)を開発したJagwireさんに感謝)
年 式→2009
カタログ重量→ 0.25g