SHIMANO Cable Liner

購入価格 ￥105

シマノのケーブルライナー。「ライナー管」や「インナーライナー」と呼ばれることもある。本来の目的はインナーワイヤーの露出部の保護だろうか。私は全く別の目的で愛用している。

最近のフルカーボンフレーム（昔のKLEINあたりのフレームも）は、ブレーキやシフトのインナーワイヤーをフレーム内部に通すものが結構ある。私のカーボンフレームもそうで、自分でマシンを組み上げる際、リアブレーキのインナーワイヤーがなかなかフレーム内部の穴を通過してくれず、苦労した。

自分で四苦八苦するなり、プロに依頼するなりして、とにかく一度でもインナーワイヤーが通るようになったらしめたもの。次回からは、ワイヤー交換時、このシマノのケーブルライナーをインナーワイヤーにかぶせ、フレーム内部の穴を通過させ、端から端まで出るようになった時点でインナーワイヤーを引き抜けば良い。新しいブレーキインナーワイヤーをこのケーブルライナーの中に通し、通し終わったらこのライナーを引き抜く。かなりキツキツのフレーム内部でも、ちゃんと入ってくれる。

1800mmで100円。一度使ったワイヤーは使いまわしもできるので、工具箱に入れておくのがおすすめ。インナーワイヤーが通りにくい場合、現在インストールされているワイヤーに新しいワイヤーを半田付けしたり、糸を使う方法もあるようだが、このライナーを使ったほうが簡単だと思う。フレーム内部の途中でつかえてしまった場合でも、反対側のブレーキインナーワイヤーを引っ張れば、ズルズルとこのケーブルライナーが動き、やがて向こう側にコンニチワしてくれる。

価格評価→★★★★★
評　　　価→★★★★★

購入価格 ￥105

外装ワイヤールーティングのフレームにおいて、シフトやブレーキ操作時にインナーワイヤーが暴れてもフレームにキズが付かないようにするためのものとされています。
同様の機能を持つものにドーナツやオクタゴン等があり、私が購入した完成車には、こちらの型のものが付けられていました。

しかし、このドーナツは操作の度に位置がズレていき、見た目にもよろしくありません。
ズレた状態でフレーム保護の機能が果たせるのか疑問を持ち、ケーブルライナーに置き換えました。

通販で扱っているショップも少なく、商品説明がされていることも殆どありません。
商品説明があってもフレーム保護としか記されておらず、一部に泥詰まりによるシフト不良の防止を挙げているショップがあるぐらいでした。

欠点としてMTB系ショップのブログで指摘されていたのは、
・水分や埃を完全に防げず、浸入すると逆に排出が難しくなり、インナーワイヤーの錆の発生や抵抗の元となる可能性がある
・ワイヤーへの注油（脂）が困難
といったことのようです。

今までのところ洗車程度でライナー内に水が溜まることはありません。
念の為ですが、水分浸入の対策を兼ねてテフロンコートワイヤーに換える予定です。

価格評価→★★★★★
評　　　価→★★★★☆

ドーナツ


ケーブルライナー