Fast Forward F6R Carbon Tubular
■購入価格 約80000円(Wiggleセールの時)
■スペック 重量:1350g 付属品:ホイールバッグ、FFWD印のクイック(かっこいい)、Swissstopのカーボン用ブレーキシュー(黄色) ハブ:通常のFFWDのものです。
■走行性能 1) 踏み出し 非常に軽い!ディープなのにこんなに軽いのか、と感じるくらい。まあ、私の元のホイールが前後で2000g以上ある謎ホイールだったというのもあるのですが、周辺部が軽いと笑っちゃうくらい軽いです。 これによって、ヒルクライムでも全く問題なく走れます。2012年のツール・ド・ちば2日目、3日目で300km弱(雨、山)を走りましたが、登り(養老渓谷、勝浦ダムなど)も含めて苦労はしませんでした。
2) 巡航 元のホイールが重いということもあり、いわゆる「ホイールに押される」感じは受けませんでした。ホイールからは常時「ひょーん」という風切り音が聞こえますが、それがロスになっていると言う感じもしませんでした。 アベレージは3kphほど上がっていましたが、これは軽さによるものでしょう。ただ、重いホイールは非常に順高性能が高いと感じているので、それよりも楽に回せ、スピードを維持でき、スピードを出せるというのは良いのだと思います。 ハブの回りは・・・あまりよくありません。例の重いホイールでベアリングがサビサビのものと回りは変わらないと感じたくらいなので、良くないと思います。
3) 停止 制動力は悪くないのですが、(私の場合は)リアのブレーキの効きが一定ではなく、ガッコンガッコンと効いてきます。そっちに気を取られるので、停止時には前だけ、になってしまいます。低速時に本現象が顕著ですが、高速域では気になりませんでした。 また、もともとTiagraのブレーキ(BR-4500)だったので、ブレーキ用の舟がありません。このためだけにUltegraのブレーキに交換しましたが、舟のないブレーキを使っている方はブレーキごと交換するか、舟がなくても使えるカーボン用のシューを使う必要があります。
■その他 1) 見た目 抜群にかっこいいです。エアロロードだとなおさらカッコいいです。カーボンディープ、ロゴもシールではなくクリアコート層の下なので美しく、装着して眺めるとニヤニヤします。
2) サポート FFWDの日本代理店をしているJPSportsは、当然ですが彼らから買われたホイールでないと保証はしません。それだけではなく、FFWD本国でやっている修理サービスへの取次も同様で、修理の依頼は本国に直接行う必要があります。が、このやり取りが非常に遅く・・・(当然英語かオランダ語)、苦労しますので覚悟の上でWiggleなどを使ったほうが良いかと思います。
■まとめ 安全性が低いので、レースやシビアな環境での使用はオススメ出来ません。しかし、ファンライド(25~35kph)程度の速度域であれば楽しく走れるのではないかと思います。
価格評価→★★★★☆(初めてのカーボンチューブラーとしてはコスパは高い) 評 価→★★☆☆☆(ブレーキが良ければ4つでもいい。240sを勧める) <オプション> 年 式→2012年 カタログ重量→1350g(実測重量 1360g)
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