購入価格 ¥130,000
RIKENのアルミアームモデル。PCD110mm。つまりコンパクトクランクです。
Quarqは4本も持っているのですが、後期型(最終モデル)でパワーバランスが計測可能です。
※初期RIKENはハードウェア実装されていないのでファームアップしてもパワーバランスは
計測できません。
クランクとスパイダーは昔は3本のネジでの固定したが、今は8本のネジで留められています。
MTBには詳しくありませんが、SRAM式ダイレクトマウントなんでしょうか。
現行のSRAM別体式クランク、Dzeroなどと互換性があります。
じゃあ後々を考えるとこのタイプの方がいいじゃないかって話になりますが、Dzeroの場合は
アームが付こうが付かまいが大きく値段が変わらないので気にしなくていいと思います(笑)
計測自体は問題ありません。Quarqは今やSRM並みに完成されています。
電源品質にはややシビアで、ちゃんとした電池が必要です。
また電池コンテナ自体が少しでも緩むと動作が不安定になるので注意です。
RIKENのPCD110でひとつだけ注意点がありまして、通常のROTORのように真ん丸にくりぬかれた
ようなエアロ系チェーンリングは物理的に装着できません。REDやELSAは装着できます。
これはわざと制約する仕様にしているんだと思います。
昨今は真ん丸系のリングが非常に増えたこともあり、Dzeroではそういう制約は無くなりました。
旧P2Mでも難儀しますし、チェーンリングメーカーも手抜きせずに考えて欲しいですよね。
あと、もし故障したら直接米国とやりとりするのが早道です。
英語に自信がないならQuarqはやめましょう(きっぱり
Quarq本社は対応が早く、ワンオーナーの場合は保証も手厚いです。
あくまでもワンオーナーの場合ですよ。ツーオーナーだと無条件で有償になる可能性が高いです。
本社と直接やりとりしているとユーザー情報をちゃんと保持して管理してくれます。
逆に言えば譲渡するとモロバレということですし、盗難されればすぐに犯人特定ができます。
いろいろな意味でQuarqを脱せなくなりますが、根がいい会社なので関係がずっと続いています。
SRAM傘下に入っていますが今でも昔と変わらず、SRAMとは完全に別会社って感じ。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★☆☆高機能パワメとか色々ありますが、結局はパワーを正確に計測できればいいんですよ。