Cylops PowerTap G3
購入価格 ¥80000
32Hのシマノフリーボディ。 発売直後に購入。したがっておそらく初期ロット。 組み合わせたリムはZTR ALPHA340(溶接版)→ZTR ALPHA400 受信にはGARMIN EDGE500と800を使用
[先代モデルとの違い] 左フランジのオフセット量が増え、フランジPCDが小型化されました。 主要な電気系統が分離され、破損時に交換できるようになり、マイクロUSB接続でファームウェアのアップデートが可能なりました。 電池がSR44を二個からCR2032一個に変更。 パワータップの独自規格の電波を同時に出力することをやめて、ANT+sportの電波だけ出力するようになりました。
左フランジのオフセットが大きくなったことによりホイールとしての剛性は出しやすくなったのですが、 同時にPCDを小さくしているため、DSとNDSでテンションの差がより顕著に出る傾向にあります。 リム自体に剛性がある物を使用すれば問題ないのですが、初期ZTR ALPHA340のようなフニャフニャかつスポークテンションがかけられないリムを使用する場合には工夫が要ります。
フリーボディ周りは先代と全く一緒で、フリーボディ同士を交換しても正常に動作します。 形状としてはNOVATECHのOEM。 そして相変わらずアルミフリーボディはスプロケットが食い込みます。 そのため、パワータップは練習量と割り切ってロー側7枚がリベットで連結されているCS4600を使用しています。これなら食い込まないです。
[計測] 先代でほぼ完成されたと思われる信頼性の高さはそのままで、データ欠落やハングアップには遭遇したことが無いです。 温度によるオフセットのずれはほとんどないです。 スピードとケイデンスも測定できるので、他のセンサーが不要であることも利点です。 ただし、ケイデンスはトルクの変動から間接的に算出するため目安程度に。
[トラブル] 初期ファームだと電池の減りにやたら敏感ですが、ファームアップデートで解消しました。
価格評価→★★★★☆(だいぶ安くなりました。) 評 価→★★★★☆(先代モデルから重量以外の使用感にはほとんど差は無いです。) <オプション> 年 式→ 2011
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