北部九州在住の自転車乗りなら、必ず一度は走ったことがあるはず(独断と偏見による)の、メジャーなコースである。
起点は福岡タワー近辺とする。山に行くにしろ海に行くにしろ、とりあえず202号線を西に向かう。202号線は交通量はそこそこ多いものの、道幅の広い片側2車線の道路で、走りやすい。交差点「飯氏(iiji)」のあたりで南に進路を取り(56号線)、202号線に並行する農道(565号線など)を探すのも一案である。
このような美しい田園風景に出会うことができる。もちろん交通量は少なく、走りやすい。
12号線に出たら、南に向かう。交差点「八反田」が、長野峠の上り口である。距離7.26km、標高530mの上りが始まる。眼前に迫る山に、上り好きなら思わず
となってしまう瞬間である。
ここからは、上っても、上っても、上っても、
とめどなく上り坂が出現してくれる。
秋はこのように美しい風景が広がっているが、実際に上っているときは
あんな感じや
こんな感じになってしまっているので、景色を楽しむ余裕はない。
頂上では、今まで上ってきた道が一望のもとに。
夏の間はやまめ釣り、流しそうめんなどを盛大にやっている。オフシーズンも、軽食(やまめ定食など)を食べられるお店は、細々とやっている。
ここまで来たら、ぜひ滝を見ておきたい。
さて、下山したら来た道をこのまま帰ってもいいのだが、せっかくなので芥屋の大門にも立ち寄ることをオススメする。八反田からひたすら北上し、そのまま糸島半島を縦断。
芥屋近辺には、名物「牡蠣小屋」なるものがある。その名の通り、目の前の海でとれたての牡蠣をおにぎりやら鍋やら塩焼きやらにして食わせる店である。補給食にいかが?
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走りやすさ →★★★★☆(信号少ない、交通量少なめ、舗装状況○)
トレーニング→★★★★☆(強度を上げれば。ヒルクライムあり。ポタも可。)
補給ポイント→★★★★★(糸島のおいしいものを満喫)
評 価→★★★★★(オススメです!)