購入価格: ¥0 (税込) ※家にあるものを使用
標準価格: ¥0 (税込)
『バーテープの汚れを衣類と同じ方法でクリーニングする。使うのは衣料用の洗剤と漂白剤』
■ 衣料用の洗剤と漂白剤でホワイトのバーテープを洗う
私はクロスバイクにはVELO VAR TAPE GRIPを、シングルスピードにはfi’zi:k BAR:TAPEを使っている。共にバーテープの色はホワイトだ。ホワイトのバーテープは自転車を明るい雰囲気にしてくれるが、汚れやすいのでこまめにクリーニングする必要がある。
洗車の際に何度もバーテープを洗ううちに、AtoZクリーナーのような多目的洗剤よりも、洗濯用の洗剤の方がホワイトのバーテープをきれいにするのに向いていることに気がついた。多分、衣料用の洗剤の中に漂泊成分が入っているからだろう。
それなら、衣料用の漂白剤を使えばもっと簡単にきれいになるのではないかと考え、実際に試してみたら実にうまくいった。今回は衣料用の洗剤と漂白剤を用いたバーテープのクリーニングについて投稿したい。
ホワイトのバーテープを巻いた私の自転車。いつもバーテープをきれいに保つことを心がけている
■ 家にあるものを使用
用意するものは以下の通りだ。家にあるものばかりなので、基本的に買い足す必要はないが、洗濯用のブラシはあったほうが便利。バーテープの奥に入り込んだ汚れを素早く掻き出せるからだ。
【用意するもの】
・衣料用の洗剤
・衣料用の漂白剤
・スポンジ
・洗濯用のブラシ
・バケツ
洗濯用の洗剤は”ライオン 消臭ブルーダイヤ” (左)
洗濯用の漂白剤は”花王 ワイドハイター” (中央)
洗濯用の洗剤は100円均一ショップのもので良い (右)
■ 汚れに漂白剤をかけ、洗剤で擦り洗いする
バーテープを剥がせば最も効率よく汚れを落とせるが、バーテープを買い換えるほどではないが汚れが目立つといった程度なら、バーテープを剥がさずに洗車の時に一緒に洗えばいいだろう。
今回、バーテープに付いた汚れは、主にグローブのパッドの黒い染料だ。多目的洗剤のAtoZクリーナーでも落としきることができなかった頑固な汚れだ。これを衣類の汚れと同じように、洗濯用の洗剤と漂白剤を使って落とす。
まず、バーテープの汚れている部分に漂白剤をかける。次にバケツに入れた洗剤を水に溶かし、スポンジに浸けてからバーテープを擦り洗いする。バーテープが痛まないように、バーテープを巻いてある向きに軽い力で擦るのがコツだ。このときに洗濯用のブラシがあれば、奥に入り込んだ汚れを落としやすい。サッサッと汚れを掻き出すようにすると早くきれいになる。バーテープがきれいになったら、シャワーの水で洗剤を洗い流す。これで作業は終了だ。
尚、衣料用の漂白剤を汚れに直接かけ、その後すぐに洗濯用の洗剤で擦り洗いするという手順は、花王 ワイドハイターのパッケージに書いてあるとおりの方法だ。汚れがひどい場合は、漂白剤をかけた後にしばらく放置したほうがいいだろう。
バーテープの汚れている部分に漂白剤の原液をかける (左)
水に溶かした洗剤をブラシやスポンジに取る (中央)
スポンジや洗濯用のブラシで軽く擦り洗いする (右)
■ バーテープが真っ白になって大満足
衣料用の洗剤と漂白剤でクリーニングしたバーテープは本当に真っ白。この方法は大当たりだった。今までで一番きれいに洗うことができたと思う。他の洗剤でここまできれいにするにはものすごく時間がかかるし、汚れを落としきれないことだってある。特に効果があったのはfi'zi:kのバーテープ。素材のマイクロテックスは表面に細かい溝があり、この溝に入り込んだ汚れはなかなか落としきれなかったのだが、今回はほとんど落とすことができた。
尚、衣料用の漂白剤は、台所用に用いられるような塩素系ではなく酵素系のものだ。衣類の色柄ものに使えるだけあって、素材への攻撃性の心配はない。VELO VAR TAPE GRIPのロックリングのアルマイトにも影響はなかった。それでも衣類に使うときと同様、事前に目立たない部分でテストすることは必要だと思う。
白いバーテープは汚れやすいので、他のバーテープと比べて交換時期が早いと思っていたのだが、洗い方次第ではかなり長持ちする。今後もこのようにバーテープをきれいに保ち、自転車を楽しもうと思う。
VELO VAR TAPE GRIPに付いたグローブのパッドの頑固な染料を落としきることができた (左)
fi’zi:kのバーテープのマイクロテックスの溝の汚れもキレイになった (中央) ※実際はもっと白い
fi’zi:kのサドルも同様の方法で洗った (右)
価格評価→★★★★★ (家にあるものを使用)
評 価→★★★★★ (ホワイトのバーテープを効率よく白くできる)
<オプション>
年 式→ ー
カタログ重量→ ー