購入価格 ¥119,759 (Wiggle)
Zwiftをやるにあたり、奥様からの白い目を避けたい一心で「静か」と評判の Tacx Neo smartの購入を決意しました。2017年6月時点での販売価格は国内で16~19万、ガイツーではWiggleが最安の12万。Wiggleレビューでは日本人先輩の安心だよ的なコメントもありWiggle購入を決定。6月19日にオーダーし6月24日には着弾というドギもを抜く早さでした(しかし, 関税 ¥6,600...(涙))
さて肝心の使用感といいますと、「高かったけど、やっぱり良かった♡」です。一番のポイントである静音性ですがマジ文句なしです。多くのレビューで言われている通りチェーンやギアチェンジの方が遥かに耳につきます。3本や他の固定ローラーも使用してましたが、Tacx Neo Smartより静かなローラーってあるのだろうか?と思える位です。先代のElite volanoもダイレクトドライブ方式でしたが、スプロケをベルトで減速してフライホイールを回すメカニズムであったために「ウォンウォン」という低周波(的?)ノイズがありました。Tacx Neo smartはフライホールそのものがブラシレスモーター(負荷装置)となっており、機械的減速機構が無いためにマジで静かです!
次にダンシングの感覚が(まあまあ)自然です。本体の剛性はしっかりしつつも、独特の構造により「しなり」があるためにバイクが結構振れます。当方、グロータックのGTローラーやMinouraのハイブリッドローラーに乗ったことはないのですが、従来の固定ローラーとはバイクの振り易さが格段に違います。もともと固定ローラー用にアルミバイクを使用してますが、本チャン用のカーボンバイクでも使ってもいいかも…と思わせるくらいです。
他の基本スペックとして最大負荷2000W(出せんしww)、登坂20%(登れんしwww)、内臓パワーメーターの校正不要(これは面倒なくてgood)とかは周知のとおりです。それから、このローラーを検討している方はZwiftが前提かと思いますが、Zwiftとの親和性は高いです。スピード・パワー・ケイデンスはNeo smartからANT+もしくはbluethooth経由で転送されます(他に心拍計があればよし)。負荷変化のレスポンスが早く、路面の質感(石畳/板敷道/グラベル)が再現されますし、AC電源をつないでいれば下りの再現もされます(足を止めてもフライホールが回る)。これらのギミックによりZwiftやるモチベーションが持続できそうです(^^)。
あと細かい点として電源ユニットに付属するACコンセントはWiggleから購入するとイギリス用(?)のがついてきます。変換アダプタを使えば問題ないですが、電源ユニットの接続口はノートパソコン等でよく使われる「鉄アレイ」みたいな形なので、スッキリさせたい方はコンセントそのものをパソコン屋とかで入手すると吉でしょう(僕はそうしてます)。
スマホ・タブレットのトレーニングアプリについては、もっぱらZwiftなので未だ試しておりません。すみません。後日レポートします<m(_ _)m>。
最後に欠点を述べますと、1.高価、2.重い、3.デカいです。プロは別としてアマチュアがレース会場に持ち込むには不向きでしょう。
総じて価格さえ飲めれば、自宅据え置きのZwifterには現状、最高のローラー台と言えそうな気がします。
価格評価→★★★☆☆(安くはないが外通なら納得できる価格か? いや、この静けさでパワメが付いてると考えれば安いか…)
評 価→★★★★☆(素直に買ってよかったなとは思う)
年 式 → 2017年
カタログ重量→ 21kg(www) (実測:計ってない)
画像は電源ユニットのコンセント側の差し込み口です(ローラー本体じゃないですよ)。
鉄アレイ(眼鏡型?)みたいなの。