ロード用油圧式ディスクブレーキ メカニカル仕様 105レベルLZPT2IB 2016-2-6 23:38 8612 hits LZPT2IBさんのすべての写真 フォトギャラリーTOP GIANTのディスクブレーキ搭載ロードバイク『DEFY1 DISC』を、早くもロード用油圧式ディスクブレーキにアップグレードした。 STIは105グレードの『ST-RS505』、キャリパーはマウントタイプとホースの取り回しの関係で『BR-RS785』を選んだ。 ブリーディングは思ったよりも難しい作業ではなかった。時間をかけて入念に作業すれば、初めての人でもうまくいくと思う。 ただ、なかなかエアが抜けきらなかったので、大量のミネラルオイルを使って、いくつか手順を繰り返す必要はあった。 このディスクブレーキは、私が今まで使ったブレーキの中でもズバ抜けて制動力が高く、安全性に大きく貢献するのは間違いない。 160mmのローターではかえって効きすぎにならないか心配だったが、コントロール性にも大変優れているので扱いやすい。 また、油圧の滑らかなタッチと引きの軽さは素晴らしく、スピードのレベルにかかわらず、極上のブレーキ操作を味わえる。 ST-RS505は個性的な外見だが、意外にST-5800と比べても違和感のない握り心地に仕上がっている。 実際にはST-5800よりも太めだが、リザーバータンクを後方に配置し、エルゴノミックな形状にすることで細く感じさせている。 ST-5800ではレバーの遊びの大きさが不満だったが、ST-RS505はレバーの遊びが小さく、クリック感も明快になった。 これは明らかにワンランク上の操作感。小さなストロークでカチカチッと素早くシフトチェンジできるのがとても楽しい。 ブレーキ性能と個性的な見た目にばかり期待していた私にとって、これはうれしい誤算だった。 …と第一印象はこんなところだが、既に大幅なアップグレードを実感している。 STIとキャリパーのレビューはもう少し先になるが、どんな内容になるか自分でも楽しみだ。 実は、ブリーディング直後にキャリパーのピストンからオイルが漏れるトラブルがあり、キャリパーは即メーカー送りになった。 油圧式ディスクブレーキの取り付けの際には、各部のオイル漏れを要チェック。このことはレビューよりも先に伝えておきたい。 |